効率200%UP!!グーグルアナリティクスとスプレッドシートの連携方法
2017.03.31
Webサイトを運用している中で日々の集計業務をどのように行なっていますか?Googleアナリティクスの管理画面から直接コピーしたり、CSVをエクスポートしてエクセルで編集という方が多いのではないでしょうか。意外と時間が掛かってしまう集計業務。今回はそんな日次や月次での集計業務の時間をスプレッドシートを用いて大幅に短縮する方法をご紹介します。
目次
- 用意するもの
- スプレッドシートとアナリティクスの連携
- 取得データの設定
- データ取得
1.用意するもの
連携に関して用意するものは以下の2つです。
1.サイトのGoogleアナリティクスアカウント
出典元:https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
Googleが提供している無料分析ツールです。webサイト立ち上げ時に登録したアナリティクスアカウントが必要になります。
https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
2.Googleスプレッドシート
出典元:https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
Googleが提供している無料表計算ツールです。
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
2.スプレッドシートとアナリティクスの連携
1.Googleスプレッドシートにアクセス
連携したいサイトのGoogleアナリティクスと同様のアカウントのログイン状態のままでスプレッドシートにアクセスしてください。
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
2.新規ページの作成
アクセス時に表示されている「新しいスプレッドシートを作成」をクリックして新規ページを作成して下さい。
3.アドオンメニューから Google Analyticsをインストール
ヘッダメニューから「アドオン」⇒「アドオン取得」⇒「 Google Analytics 」(赤丸の部分)を選択。 右上にある「+無料」を押してインストールして下さい。インストールが完了したら連携は完了です。
3.取得データの設定
1.アナリティクスのデータをスプレッドシートに抽出する
メニューからアドオン⇒Google Analytics⇒Create New Report を選択して取得するレポートを作成して下さい。
2.抽出するデータ元を指定する
Create New Reportを押すと上図のように右側にエディット画面が表示されるのでレポート名と取得したいGoogleアナリティクス内でのAccount、Prperty、Viewを指定してください。
3.抽出するデータを指定する
作成したReport Configuration内の項目を入力し抽出するデータを決定してください。項目の意味は以下になります。
Start Date:取得開始日
End Date:取得終了日
Metrics:取得係数
Dimensions:取得次元
Max Results:最大取得数
4.取得係数に関して
Metricsのセルには取得したい係数を記入しますが主な係数と記述に関しては以下になります。
セッション数 ga:sessions
ユーザー数 ga:users
新規ユーザー数 ga:newUsers
直帰率 ga:bounceRate
平均セッション時間 ga:avgSessionDuration
ページビュー数 ga:pageviews
ページ/セッション ga:pageviewsPerSession
閲覧開始ページ ga:entrances
離脱ページ ga:exits
4.データ取得
1.データの取り込み
Report Configurationのシートを選択しメニューバーからアドオン⇒Google Analytics⇒Run reportsを選択すると自動で係数を取得したシートが個別に生成されます。
まとめ
スプレッドシートとGoogleアナリティクを連携させることによりサイトの主要係数がボタン一つで自動で取得できるのでかなり業務の効率化ができるのではないでしょうか。今回ご紹介した方法を実施して今まで数値取得に割いていた時間を分析や施策実施に使ってサイトの成長に役立てて下さい。