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集計業務爆速!スプレッドシート連携術

2017.04.02

日々進化しているスプレッドシート。バージョンが上がるたびに新機能が追加され、今まで出来なかったことが次々と出来るようになっています。今回はそんなスプレッドシートのバージョンアップの中から、別シートからのセル参照方法を紹介します。

1.「参照するシート」と「参照されるシート」

まず最初に参照する側のシートと参照される側のシートの2つを用意します。ここでは例として月集計次シートを「参照するシート」2017年3月日次集計シートを「参照されるシート」として2017年3月日次PV数の合計を月次集計シートに反映させる手順を説明していきます。

2.IMPORTRANGE 関数の設定

月次集計シートのセル(B7)に関数の「IMPORTRANGE」を挿入し参照元シートを設定します。記載方法は以下になります。

=IMPORTRANGE("2017年3月日次集計シートのURL","シート名!セル番号")参照元シートのURLは伏せますが実際には以下のような記載になります。

=IMPORTRANGE("https://docs.google.com/spreadsheets/d/●●●","日次PV数!B33")

3.アクセス許可の設定化

関数が設定できると「新規シート」側においてアクセス許可を求めらるので「アクセスを許可」のボタンを押すと参照されます。

上記のように2017年3月日次のPV数合計が月次集計シートに反映されました。

4.注意点

「参照元シート」のセルを移動したり、削除しまうと「新規シート」のセル内で指定している関数の内容までは更新されませんので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。エクセルのSUM関数のようにファイルをまたいだ参照が出来ないか悩まれていた人もこの方法と使えば別々のスプレッドシートの連携が可能になります。またスプレッドシートの場合URL指定なのでドライブのどの階層に置いてあっても使用可能なので是非とも活用してください。

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