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これさえ実装すれば大丈夫!!アプリ出稿計測SDK4選

2017.04.02

アプリをマーケットへリリースして売り上げを上げるには、様々な方法がありますが、その一つに「広告を出す」という方法があります。またアプリの広告と言ってもアドネットワーケへの出稿、検索連動への出稿、リワード広告への出稿など様々です。そして広告の出稿はROIを把握するため必ず効果を測定するということが必要になります。アプリの場合はWebと異なり「広告経由でアプリを起動した」という判定が必要であり、そのために必要なのは効果測定用のSDKです。またこのSDKを実装しないと基本広告出稿はできません。今回は世の中に数多く出回っているアプリ効果測定用のSDKに関して特にお勧めな4つをご紹介します。

1.効果測定用SDKとは

SDKとは「Software Development Kit」の略でソフトウェア開発キットの事です。アプリはWebと異なり、流入元の判別は、一度各ストア(主にAPPマーケット、Google Play)を経由するためセッションが遮断されてしまいます。そのためインストール後にデータの統合が必要になり、その際SDKのプログラムを使用してデータの統合を行ってトラッキングします。また今までは各アドネットワークやメディアごとに違うSDKが必要でしたが現在はSDKの連携が進み1つのSDKで多数の出稿が可能になっています。

2.adjust

出典元:https://www.adjust.com/ja/

adjust(アジャスト)は独ベルリンに本社を置くアプリ計測専門の企業。アメリカ、ヨーロッパ、アジア全域に支社を持ちグローバルに展開。日本では赤坂にオフィスがあります。日本国内でのアプリ実装シェアは60%を越えほぼすべてのアドネッワークに対応しています。料金体系は月額固定+重量課金でインストール数に応じて金額が変動するがおおよそ広告経由の1インストールあたり10円くらいの費用が掛かかりますまた金額によっては専門のコンサルタントが付くので初心者にもおすすめのSDKです。
https://www.adjust.com/ja/

3.AppsFlyer

出典元:http://global.appsflyer.com/jp/

AppsFlyer(アップスフライヤー)はイスラエル発のアドテク企業が提供するサービスです。日本ではメインの販売代理店としてアドウェイズが取り扱っています。アプリ内課金の分析が詳細に出来、主にゲームアプリに実装されているケースが多いです。料金体系としては広告経由のインストールにつき $0.1~$0.05くらいの従量課金制になっています。
http://global.appsflyer.com/jp/

4.F.O.X

出典元:https://cyber-z.co.jp/fox

サイバーエージェントの連結子会社である株式会社CyberZが提供する国内発のスマートフォン広告向けソリューションツール。時間別でのインストール数が取得できないためブースト時などのリアルタイム効果計測には不向きです。料金体系はMAU数に応じた月額制です。
※2019年10月にAdjustへ事業譲渡しています。
https://cyber-z.co.jp/fox

5.Party Track

出典元:https://partytrack.it/

アドウェイズが提供する自社開発したアプル計測ツール。国内動画広告アドネッワーク大手のAppVadorと連携しているため既にCMなどの動画を持っているナショナルクライアントは多く実装している状況です。但しアプリ毎に月額固定費用が掛かるため大量にアプリを投入予定の場合コストが上がるため注意が必要です。
※2019年2月にAdjustへ事業譲渡しています。
https://partytrack.it/

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記の4つのいずれかのSDKを実装していればほとんどのアプリアドネットワークの広告出稿に対応できるかと思います。ただし料金体系はそれぞれ特徴があるためアプリ投入、プロモーション計画に合ったSDKを実装して頂ければと思います。

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