ROAS?ARPU?今さら聞けないWebマーティング係数まとめ
2017.04.01
どの業界でも専門用語は存在しますがマーケテイング業界における専門用語は日々新しいものが出てきており、全てを網羅している人は少ないのではないでしょうか。とくに英語やカタカナの用語が多く、マーケティング業務に携わって日が浅い方は戸惑う日々を送っているかと思います。そこで今回は社内会議や取引先との打ち合わせ時に頻繁に出てくる重要なマーケティング用語を紹介します。とくにwebマーケティングの業務を行っていく方は必須で覚えて頂きたいマーケティング用語のため是非この機会に覚えておきましょう。
目次
1.マーケティング用語:imp(インプレッション)
インプレッションとは主にインターネット広告で使われる用語です。Webサイトに広告が表示された回数を指します。広告が1回表示されるごとに1imp(インプレッション)と呼びます。Webサイト上に2か所の広告枠がありそれぞれに広告が表示された場合は2imp(インプレッション)となります。
2.マーケティング用語:PV(ピーブイ)
Webサイトのページが開かれた数をpage view(ページビュー)と呼び略してPV(ピーブイ)と呼びます。主にWebサイトの規模などを計る際に使用し1ヶ月間のPVを用いて、「Aサイトの規模は月間100万PV」などと表現します。
3.マーケティング用語:CV(コンバージョン)
CV(コンバージョン)とは、Webサイトにおける目標の達成数を表します。何をもってCV(コンバージョン)するかはそれぞれ違い、商品購入、メールマガジン登録、資料請求など業種やサイトの目的よって様々です。主にユーザーが目標とするWebページの到達数を計測し到達すると1CVと表現します。
4.マーケティング用語:CTR(シーティーアール)
CTRとは、Click Through Rate(クリック・スルー・レート)の略で【1】で説明したimp(インプレッション)数の内、クリックされた回数(クリック数)の割合を%で表した数値で、主にインターネット広告で使われる指標です。CTR(シーティーアール)は以下の計算式で求められます。
CTR[%]= クリック数 ÷ imp(インプレッション)数×100
5.マーケティング用語:CVR(シーブイアール)
CVRとは、Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で、WebサイトへのPV(ピーブイ)数のうち、CV(コンバージョン)到達した割合をを%で表した数値。CVR(シーブイアール)は以下の計算式で求められます。またCVRを求める際、 PV(ピーブイ)をどこに置くか(サイト全体PV、ランディングページのPVなど)によって変動するため、CVRを見るときに注意が必要です。
CVR[%]= CV(コンバージョン) ÷ PV(ピーブイ)数×100
6.マーケティング用語:ROAS(ロアス)
ROAS(ロアス)とは、Return On Advertising Spendの略で投資した広告費に対して、どれだけ広告経由の売上が発生したかを測る指標です。ROAS(ロアス)は広告費用の回収率(対売上)のことを指し以下の計算式で求められます。
ROAS(ロアス)=広告経由の売上÷広告費×100
※×100をしない場合もあります
7.マーケティング用語:ARPU(アープ)
ARPU(アープ)とはAverage Revenue Per Userの略でユーザー1人あたりの平均売上金額になります。携帯電話事業者やアプリ提供会社などでよく使われる用語で多くは1ヶ月で算出し計算式は以下になります。
ARPU(アープ)=1ヶ月の売上÷ユーザー
またARPU(アープ)に似た係数でARPPU(エーアールピーピーユー)と呼ばれるものがあります。こちらはAverage Revenue Per Paid Userの略で有料課金ユーザー1人あたりの平均売上を表します。ゲームアプリ提供会社などでよく使われる指標になります。
ARPPU(エーアールピーピーユー)=1ヶ月の売上÷有料課金ユーザー
まとめ
いかがでしたでしょうか。似たような名称が多くはじめは迷われるかもしれませんが今回紹介したマーケティング用語はWeb業界ではまずは知っておくべき入門的な用語になるため必ず覚えるようにしましょう。