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クリック率150%UP!? リスティング広告文のCTRを上げるテクニックを徹底解説

2017.04.02

リスティング広告文のCTRクリック率があがるイメージ

せっかくリスティング広告を出したのに、広告文のクリック率が悪くて効果が上がらない……。そんな風にお悩みの方に、今回は「成果を上げるリスティング広告文の作り方」をご紹介します。キャッチコピーやライティングのスキルは不要。ちょっとしたテクニックだけで、広告文がぐんと魅力的に。CTRが150%改善しちゃうかも!?

1.競合他社の広告文を知る

リスティング広告はたいてい競合他社の広告と並んで表示されるため、ユーザーに比較されます。まずは、入札キーワードに対して、競合他社がどんなリスティング広告文・クリエイティブを出稿しているかをきちんと把握しましょう。
例えば、他社が「100万人が利用中!」という広告出しているところに、「30万人が利用中!」という広告を出稿してもどうしても見劣りをしてしまいます。飛躍的な効果が上がるわけはありません。それであれば、満足度や価格、簡便性、キャンペーンなど、他社に勝てるポイントを探してみましょう。どんな訴求軸で広告を作っているのか?どのように表現している?競合他社の広告にはヒントが満載です。

2.広告文に「検索キーワード」を入れる

リスティング広告文を作成するときには、必ず「検索キーワード」を散りばめるようにしましょう。検索キーワードと一致したところは太字で強調され目立つため、CTR(クリック率)アップに効果的です。また、キーワードは広告文のなるべく前方に入れると良いと言われています。
(検索広告リスティングの媒体によっては、タイトルだけでなく、ディスクリプションや表示URLやオプションなども設定できるので「検索キーワード」を散りばめてみてください。)

3.一瞬で伝わる、分かりやすい表現を

その広告文、一瞬で内容が理解できますか?自分に得がある、と思わせることが出来ていますか?リスティング広告文には、ニュアンスで伝えるような表現やおしゃれな表現など“イケてる”ことよりも“一瞬で伝わるか”が大事です。まずは直球で表現。その次に、アレンジした表現も作ってABテストを回していくことをおすすめします。

4.仮名、漢字、記号などを織り交ぜて、読みやすく

前述した「一瞬で伝わる」にも関連しますが、次のポイントは「読みやすさ」。漢字だらけの文章で読む気がしない……そんな経験は誰もがあるのではないでしょうか。せっかくいい事を言っても、まず読んでもらえないことには何も始まりません。平仮名・カタカナ・漢字・英字・数字が読みやすく構成されているか?句読点や記号を使ってより読みやすくすることはできないか?ターゲットに合わせて、読みやすい文に調整することが大事です。

5.文字数制限までいっぱい使う

できる限り、広告文は文字数制限ギリギリまで使うようにしましょう。5文字余っているなら「今すぐ確認」などでクリックを促したり、2文字なら《》の記号を使って、検索キーワードをより目立たせたりも可能。数文字余ってしまった時も、もうちょっと良くできないか?と考えてみましょう。

6.その他テクニック

①数字を使ってみよう

コピーライティングではテッパンの「数字」。入れるだけで、信頼性、信ぴょう性が増し、視線を集めることができます。何か使用できる実績がないか、探してみましょう。

②英単語の最初の文字は「大文字」に

英単語の最初の文字は、できる限り大文字にしましょう。例えば「google listing service」であれば「Google Listing Service」のように。確かにメリハリがつくので、CTRが上がりそうです。Googleの公式がオススメしているテクニックです。

③「語尾」は思わず押したくなる表現に

語尾を少し変えるだけで、CTRが変わることも。ぜひ参考にしてみてください。

・疑問形: ~してみませんか?/~お困りですか?
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まとめ

以上、広告文のクリック率を上げるテクニックをお伝えしました。
広告文を作成する時や出稿する前のクリエイティブ見直し、ABテストのために新たに広告文を作成する時など…。ぜひ「読みやすいか?」「わかりやすいか?」「他社より魅力的か?」「ターゲットが押したくなるような広告文か?」のようにチェックポイントとして使ってみてくださいね。

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