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今さら聞けないPMP広告とは!

2017.08.20

1.PMP広告とは

PMP広告とはPMP(Private Market Place)の略で2013年にアメリカで始まったアドネットワーク取引の考え方です。日本では2016年から取り入れ出されました。それまでアドネットワークの取引はRTB(Real-Time Bidding)が主流でメディアとクライアントはどんな企業でも参加自由でしたがPMPは参加できるメディアとクライアントが限定されます。クライアントがメディアの掲載枠位置や期間を指定し購入するのが特徴です。

2.SSPとの違い

SSPやアドネットワークは、当初、純広告枠の在庫やPVが小さく販売できにくいメディアの広告枠を束ねて販売するのが目的なため、媒体情報が分からず、クライアントによっては自社のブランドイメージが低下するサイトに掲載される可能性がありました。またメディアにとっても、RTBでの買い付け価格が他のメディアに引っ張られるため、「安く売り過ぎた」という事態が発生していました。この問題を解決するために生まれたのがPMP広告です。

3.PMP広告のメリット

PMPは出稿するメディア情報が開示されるため、出稿先の可視性にすぐれているためCPM課金で行われます。そのためメディア側は収益獲得の可能性が高い広告枠を持つことができます。またクライアント側は掲載されるメディアが把握できるため、意図しない出稿先の露出を避けることができるためブランドイメージを落とさずに出稿でき広告効果の高いメディアに関しては掲載位置単位で優先的に購入することが可能です。

まとめ

いかがでしょうか。アドテクの発達に伴って動画広告の配信やリッチクリエイティブの配信が増加ししているため今後PMP広告の取引量はますます増加していくことが予測されますので、是非これを機にPMP広告の参入を検討してみてはいかがでしょうか。

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